投資信託の仕組みは銀行の預貯金などとは大いに異なっています。
預貯金の場合はリスクを負うのは(リスクがあるとして)銀行ですが、投資信託の場合にはリスクを負うのは投資家個人です。
ですから、投資家に予想以上の大いなる利益がもたらされることもありますが、元本割れして、投資家が損をすることもあるのです。
預貯金の仕組みは投資信託の仕組みとは大きく違っている面があります。
預貯金の仕組みは以下のようになっています。
預金者が預けた資金は銀行または郵便局などが運用して、それによって得た収益を利息として預金者に還元するわけですね。
われわれはそれで、「銀行に預けたら1パーセントの利子がついたので、銀行がそれだけわれわれのかわりに利子を儲けてくれた」と考えがちです。
しかし、実際には銀行は5パーセント儲けたかも知れないし、2パーセント損したのかも知れないのです。
預金者に約束した利息以上に収益が上がった場合はその収益は全て銀行、郵便局などのものになります。
預貯金の仕組みは投資信託とは異なっていて、銀行は預金者に約束した収益が上げられず、2パーセント存した場合にも、預金者に約束した利率は支払わねばならないわけです。
つまり損失は銀行、郵便局などが負い、預金者はその場合も約束の利息は受け取ることができます。
預金者には何のリスクもなく、リスクは運用会社がその責任を負い、損失を負担します。
こうした仕組みは高度成長期には全体に経済が拡大基調でしたからあまり問題がありませんでしたが、現在はご承知の通り、あまりにも低い利子しか預金者に渡せなくなっています。
これに対して投資信託の仕組みでは儲けも損もひっかぶるのは投資家個人であるということになります。
リスクを負うのは投資家個人であると言うことになります。
もう少し細かく投資信託の仕組みをご説明すると以下のようになります。
投資信託の仕組みでは、投資家から資金を集める販売会社、その資金を運用する運用会社、資金を管理する信託会社の3社の分業制になっています。
運用会社が投資家の資金を運用して得られた収益は3社の費用と手数料が差し引かれて残りは全て投資家に還元されます。
投資に対するリスクは投資家が最終的に負うことなります。
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